バーチャルさんがいっぱい1日目・2日目のレポ的ななにか
- おことわり
レポというかセットリストに感情ぶちまけただけみたいなしろものです
あと出演ライバーを全員ちゃんと知っているかというと全然そうではないので熱量に偏りがあります(ちなみに当初のお目当てはアイドル部でした)
それでもよろしければ
1日目
開始前
超会議会場の一番端に用意されたステージ、広大な空間にパイプ椅子がずらりと並ぶ。
ちなみにあくまで会場の一角なので、超会議の側から様子は普通に見えたりとかした。*1
1時間前に開場なので様子を覗いたところ、その段階ですでに4割くらいはもう座っていた。みんな期待大かよ。
適当に時間を潰し、15分前くらいに入場。真ん中ブロックの前から4列目とかいうありえない好ポジション。
画面はメイン画面の両脇にニコニコのコメントおよび曲の歌詞が表示されるサブ画面。
座って画面を眺めていると開演時間。
突如として画面が未来的なエフェクトへと切り替わり、爆音とともに出場者紹介が始まる。出場者紹介
順番に出演者の顔と名前が出てくる。もちろんこの段階で大盛り上がり。
バーチャリアルの面々やときのそらなんかはやはり歓声が一際大きい。(僕は月ノ美兎が出てきたところでなぜか爆笑してしまったが)(委員長には人を笑わせる不思議な力があるな)(コメントでも「なんか草」とか言われてた気がする)
目当てであるアイドル部の面々(猫乃木もち、木曽あずき)が表示されたとき、僕は興奮のあまり歓声ではないなんか変な声が出た。ここは知名度が相対的には低いはずなので歓声もちょっと小さいかなと思っていたのだが、なんかスポット的な大大歓声が各地で湧いている感じで、ドル部推しの熱量を感じた。いや実際木曽あずきが画面に表示されて、まず普段の動画とか思い出し、次いでいやこんな場所にいるのかと思い至り、もうすごすぎてなんて言っていいのかわからない状態になった。
あとみんなが色分けサイリウム振りをしていて、サイリウムを持っていなかったのでもうだいぶ羨ましくなった。あいがたりない(バーチャルリアル)
僕はこの曲が本当に好きで、冒頭の「大丈夫です……」を無限回脳内再生しながらこのライブに臨んだのだが、開始早々「大丈夫です……」が流れてきたので早速死んでしまった。
しかしまともな音楽ライブを前列で聴くのは初めてなんだけどほんとに音でかいね。なんかでかい音の塊で殴られているみたいな感覚で、完全に呑まれて自分が音の一部となったのを感じる。
圧倒されながらも画面を見るとそこにはかわいい生き物が6匹踊っていて、ああこれが魅了と呼ぶにふさわしいなにかなんだろうなと思った。僕は結構な割合でシロちゃんを眺めていたんだけど、小動物的なかわいい動きと圧倒的どでかいプレゼンスの両方を感じてしまい、感情がポジティブな混乱に陥っていた。コネクト(バーチャルリアル)
シームレスにつなぎ、超盛り上がる。
いやだって、曲終わった瞬間に「交わした約束……」は反則でしょ。この瞬間の絶叫の勢いのまま走り切る。
この辺本当に自我が音に流されいて、自分の中の冷静な部分というか批評家みたいな部分が全部消えたという感覚があって、心から最高になりました。
そしてここでバーチャルリアルの面々で若干トーク。
あんま内容をちゃんと覚えてない(順当に盛り上げる感じだった)んだけど、月ノ美兎が円盤に普通に言及していて笑ってしまった。(「ここにいる人たち、円盤買ってくれてありがとう!買ってない人もありがとう!」みたいなことを言っていた気がする)
2019/05/12訂正: 月ノ美兎がこれ言ってたのはあいがたりないの間奏部分でした
ダンスロボットダンス(ミライアカリ、電脳少女シロ、猫宮ひなた)
かわいい&ノリノリですごくいい。
ミライアカリが一番曲に合っているというかシャキシャキ感を出していてすごくよかったのだが、対比で猫宮ひなたの存在も光る光る。なんていうか、もちろん動きとかちゃんとできてるんだけど、なんか独特の存在感があるよね。かわいい。
あとシロちゃんソロで歌う部分で歌声に昇天したりとかした。かわいい。ドラマツルギー(燦鳥ノム)
ノムさんはバーチャル大晦日で見たくらいで、そのときはなんかふわっとした雰囲気の真清楚かなという印象だった。
しかしここで聴いてびっくり、こんなに歌上手いとは。
曲も歌声もシンプルにかっこよかった。アスノヨゾラ哨戒班(ときのそら)
そらちゃんに安定感を感じ始めたのはいつぐらいからかなあ、とふと思う。
あんまりちゃんと追ってはいなくて、ごく初期の切り抜き動画とかが主な印象だったのだが、なんというか非常に普通の女の子という印象だった。全くキャラクターっぽくない、普通にいそうな女の子。
その後も要所の大きい放送やイベントで見かけるという感じだったのだが、なんだか見るたび成長していっているなあと思った。 そして今日だ。超かっこいい歌だった。
僕ですらこうなので、そらちゃんをずっとガチで追っていた人なんか本当に感情が振り切れてしまったんじゃないだろうか。
「そらちゃんアイドルになったなあ」というコメントを見て、僕まで感慨深くなってしまった。シャルル(富士葵)
実はよく知っているわけではなくて、そらちゃんと仲良しな子、という印象。あと孫。
歌うまいのは知ってたけどここで改めて聴いて、高性能かっこいいという感じだなあと思った。
かっこいいのはもちろん、盛り上がるのももちろん、そして声にすごいハリがある。未練レコード&始まりの音(メドレー)(ときのそら、富士葵)
二人の持ち曲。そらちゃんはポップな、葵ちゃんは爽やかないい曲。
僕は初見だったので今あらためて調べたんだけどリリースが結構前で、この2人はこんな前から躍進してたんだなと。すごい。そりゃ安定感も出る。帝国華撃団(ときのそら、富士葵、燦鳥ノム)
「この3人ならこの曲」みたいなことを言いながら曲に入ったので何らかのノリがあったのだろうけど残念ながら知らず。
しかしこの3人かっこよくて、その上華やか。トーク(ミライアカリ、電脳少女シロ、猫宮ひなた、ばあちゃる)
なんか即興ラップとかをしていた気がするが、残念ながらあんまちゃんと覚えてなし。
ひなたちゃんが喋るターンになる度に怒涛の「寝てる?」コメントが流れてきてて笑った甲賀忍法帖(アメノセイ)
アメノセイは全く知らなかった。
これもカッコいいなあと思いながら見ていた。
なんかしれっと分裂していて笑ってしまったがあいでん×あいどんのう(アメノセイ)
持ち曲。改めて調べたら作曲カルロスさんとは。
結構難しいというか矢継ぎ早な曲なんだけど、すごい乗りこなしていたなあと思った。ラプンツェル(猫乃木もち)
出てきた瞬間の歓声たるや!
すごい儚げな消え入りそうな曲で、綺麗なもちにゃんの声に非常にマッチしている。
そして感情の乗せ方がすごい。歌声の表現力。
会場全体が急遽しっとりとし、オレンジ色のサイリウムをゆっくりと振って一体となった。
心に染み入るというか泣きそうになった。歌単体でもそうだし、ここまで来たもちにゃんのことを思うと余計に。東京テディベア(静凛)
先のもちにゃん一色に染まった会場にスッと出てきて一瞬で超かっこよく盛り上げる。
にじくじで絶妙にふにゃってる印象しかなかったんだけど、こんなかっこいい盛り上げができるとは。
このライブはとにかくみんなの印象が変わりまくったんだけど、ここは特に塗り替えられてしまったなあと思った。響鳴(樋口楓)
かっこいいのは知ってたけど、これは反則なんじゃないのかってくらいかっこよかった。さっきからかっこいいしか言ってないな。実際そうだから仕方ない。
コブシ?みたいなののきかせ方がうまいんだよな。嫌味にならない絶妙なラインでひたすらかっこいいというか。またかっこいいって言ってしまった。
この曲はでろーんの持ち曲で僕は初見だったんだけど、合いの手を入れるのがめちゃくちゃ気持ちいい。「ライブ感」みたいなものでいうとこれが一番だったかも。Os-宇宙人(月ノ美兎)
まず選曲で草が生えるし、実際歌を聴いても草が生える。
しかしネタに走っているかというと全然そんなことなくて、むしろ練習がしっかり見えるというか真剣にこの曲を表現しているというのが伝わってくる。かわいいというか、激しい感情というか。この曲って最初は単に電波な印象だけど、結構感情が乗る感じなんだよね。
なんというか、切り口は正統派じゃないんだけどでもやってることはレベル高い正統派で突っ切っている感じがいかにも月ノ美兎だなあと思った。してやられたというべきか、流石というべきか。dream triangle(月ノ美兎、静凛、樋口楓)
3人の持ち曲。なんてこった、僕はこれ知らなかったんだ……。
なんというかエモエモな曲だというのはすごく伝わってきた。これ曲知ってたらだいぶ違っただろうな……無念。トーク(月ノ美兎、田中ヒメ、鈴木ヒナ、ばあちゃる)
アニメの話から「委員長、3時です。」をやる流れ。
テーマは「歌がすごくうまくなる代わりに話が全部滑るようになる、A: なりたい, B:遠慮しとく」みたいなやつ。
馬が「ばあちゃるくんは話面白いですからね」って言って会場が静まり返るところがすごく団結力を感じてよかった。
ヒナが「滑り芸人になる」とか言ってAを選択し、ツッコミは全部田中におねがい、とか言っててそこもすごくよかった。
委員長が「私の持ち味はお茶の間を沸かせるトークスキルなのでB」とか言っててやっぱ表現力からしてただもんじゃねえなと思った。
あとどの部分で言ってたか忘れたけど、コラボの話をする文脈で委員長がアメノセイの甲賀忍法帖を称して「アメノセイさんとアメノセイさんのコラボ」って言ってたのがよかった。まるでゴリラ(バーチャルゴリラ)
ゴリラが美声なのは知ってたがこの曲は知らず。こんないい曲だったのかこれ。歌詞はさておき。
歌詞に共感したというコメントが終始多数流れていて笑ってしまった。
初見だったので歌詞にいちいち反応していたが、ナックルウォークで追い抜いた でマジで笑った。キラーフレーズすぎる。
あとここまでの舞台は全部黒背景だったんだけど、ゴリラが黒いのに配慮して背景がちょっと白くなっていたのでなんか笑ってしまった。いや、笑ってばっかじゃないんだよ、いい曲なんだよ。でもさ。レッツゴー!陰陽師(アメノセイ、バーチャルゴリラ)
なんかノリがあったっぽいけど残念ながら知らなかった……。
しかし「この曲にもう一度弾幕を流す日が来るとは」というコメントが流れていてなんか僕は別に世代ではないんだけどなんか変な感慨になってしまった。
あとやはりニコニコフィールドでのこの曲は妙な一体感が出る。なんなんだろうこれ。いーあるふぁんくらぶ(月ノ美兎、バーチャルゴリラ)
なんやこの組み合わせ
この組み合わせ、違和感というか「対比」という感じがすごい。なんかゴリラが不必要に存在感を放つしイケボに感じる、そして委員長が不必要にかわいく見える。(褒めている)
あとところどころに遊び心を入れていてよかった。知り合った女子高生・でろちゃんそれがあなたの幸せとしても(木曽あずき)
正直僕の当初の目当てはこれだった。
まずあずきちは普段ほぼ全く歌を歌わない。これは、これまでに配信内で歌を披露して絶賛されていた過去のあるもちにゃんとは大きく違うところである。
しかもあずきちの普段の喋り方は割とふにゃふにゃしている感じで、歌唱力がどのようなものか正直見当がつかなかった。
選曲も予想がつかない。あずきちは上がっている動画を一見すればすぐわかるように独自な世界観というか変わり者系の子で、しかもそれが生半可なものではないので、予想するだけ無駄だと思っていた。
だからこそ、木曽あずきの歌とはどのようなものかぜひとも聴いてみたいと思っていた。
最初歌い出しを聴いたとき、思わず「は?」と言ってしまった。これは本当に声に出た。
あまりにもうますぎる。美しすぎる。
正直曲の間ずっと混乱していたと思う。
まさかこれほどのレベルだとは思っていなかった。
なんでこれを隠していたんだろう。
今までずっと、1年間。
もしかしてこういう日のために取っておいたのか。
なんなんだ。
僕の感情はぜんぶあずきちに呑まれてしまって、もうどうしようもなかった。
あずきちに包まれて終了。
自己紹介を一切せずにスッと登場し、歌うだけ歌って「ありがとうございました」とだけ言い残してそのまま帰っていった。
それでこそ木曽あずき、と今なら思うのだが、余韻でそんなところまで頭が回らなかった。背景ドッペルゲンガー(田中ヒメ、鈴木ヒナ)
打って変わってぶち上げる、ぶち上げられるのがヒメヒナの強さだ。
歌が超かっこいいのはもう自明で、ダンスもキレキレ。本当にハイレベルだなあと感じる。創聖のアクエリオン(田中ヒメ、鈴木ヒナ)
また古い曲を。老人会ってコメントが流れてきてて草生えた。
愛してるに対して「俺もー!」というコールをさせるヒメヒナ。盛り上げると言うかみんなを乗せるのがうまい。気づいたら僕も叫んでいた。\ 俺もー! /ヒビカセ(ミライアカリ)
アカリちゃんソロ。
これ普通に悪口なので気分を害する方がいたら本当に申し訳ないと言い訳しつつも言うんだけど、去年5月につべに上がったアカリちゃんのECHOを聴いたときは、「うまいとは思うけど歌がうまい人ならこれくらいはできそうだし凄いとまではいかないかなあ」という印象を持っていた。これは別に歌唱力が低いというわけではなくて、声加工感が全面に出ていたとか英語の曲だったので発音がとかそういう部分からも影響を受けていると思う。
で、今日このヒビカセ。この曲はよく聴いていたので思い入れがあって、めちゃくちゃかっこいい曲なんだけどかっこよく歌うのがめちゃくちゃ難しい曲、という認識だった。
そして凄かった。
元々声質がかっこいいのはECHOの時点でわかっていたんだけど、やっぱり歌唱力がすごく伸びていると思う。この曲って下手くそに歌うとものすごく平坦になってよくわからない感じになって、かと言って起伏つけすぎても元の曲と離れすぎて不自然になってしまうと思うんだけど、そのギリギリを攻めていて、曲の表現力を目一杯使ったかっこよさだった。こういう言い方をすると偉そうになってしまうけどそれでも言いたい、成長したんだなあ、と。
しかもこの曲、vtuberを意図して作った曲ではないんだけど、歌詞がvtuberの曲として合いすぎている。「ヴァーチャルだって 突き放さないで 」の部分なんか泣きそう。アクセル(ミライアカリ)
アカリちゃんの持ち曲。ライブで初見。
なんか少年アニメのオープニングとかであってもおかしくないような凄く綺麗で爽やかな曲。
凄く盛り上がっていた。Mr.Music(ミライアカリ、電脳少女シロ、猫宮ひなた、月ノ美兎、田中ヒメ、鈴木ヒナ)
正直この曲は聴いたことがなかったんだけど、シメにふさわしいエンディング感のある曲。
こう、ピョンピョン跳ねるとかそういう感じじゃないんだけど、場内が一体感に包まれて終わった。
2日目
開始前とかはまあ同じ。真ん中ブロックの前から2列目とかいう昨日にも増して狂った好ポジション。運良すぎだろ。
あと昨日サイリウム持ってなかったんだけどあまりにも欲しすぎて買ってしまったので携えての参戦。
空色デイズ(ミライアカリ)
ここでやっと気づいたんだけど少年っぽい曲が合うねアカリちゃん
最初から飛ばしていくぜという感じだった、大盛り上がりミライトミライ(ミライアカリ)
これもアカリちゃんの持ち曲なんだけど、非常にライブ映えする曲ですごくいい。
さっきは少年っぽいとか言ったけどここにきてかわいさも加わり無敵に思える
ハロー!ハロー!きこえますか!ゴーストルール(天神子兎音)
子兎音様に関しては、バーチャルカラオケとかで見たかなという程度の前知識。
しかしなんていうか、普通にめちゃうまい。かっこいい。
動きに表現力があるのも素敵だった。前列でよかった。千本桜(天神子兎音)
曲自体に盛り上げ性能があるとはいえ、すごい盛り上がりだった。
気がつけば一心不乱にサイリウムを振っている。ダンシングサムライ(剣持刀也)
個人的に元々力也のファンなので、早速の登場で「おいおいおいマジかよ」と言ってしまった。
声かっこいいのは知っていたんだけど、それにしてもかっこいい。顎で名を馳せているとは思えない歌いっぷりだった。文句なしのイケボ。エンヴィキャットウォーク(剣持刀也)
1曲目が終わったところで一瞬終わるのかなみたいな雰囲気を出した直後の「僕のステージはまだ続きますよ」発言。これはしびれた。
常々エンターテイナーとしての自覚を口にする力也だけど、この瞬間は本当に文句のつけようのないエンターテイナーだったと思う。
そして超超超かっこいい曲と歌。この曲結構難しいと思うんだけど乗りこなしててかっこよかった。すごい。LUVORATORRRRY(KMNZ)
動画はあんま見てないけどtwitterが面白いので結構見ている。特に片方が完全にtwitter芸人。
そんな印象はどこへやら、かっこかわいい、とでも言うべき見事なラップ。
こういうテクノっぽい曲、本当に似合うなあ。なんかオシャレな感じが出てるもんね。VR- Virtual Reality(KMNZ)
KMNZの持ち曲、初見。こいつライブに来てる割に全然持ち曲知らんな。
さておきかっこいい。それだけでなく、なんか凄く綺麗な曲でもある。天樂(八重沢なとり)
アイドル部。この日のお目当て。
なとちゃん普段は結構ふにゃふにゃな声を出すのでかわいい系かなと勝手に思っていたのだけど。
曲が始まった瞬間から溢れ出す力強さにやられてしまった。
こんな情熱の塊みたいな歌い方できるのかよ、と思った。
音が割れるのも気にしないシャウト。
死んだブリキノダンス(ミライアカリ、田中ヒメ、鈴木ヒナ)
もうメンバーから安心感がすごい。 もちろんかっこいいんだけど、曲に見合ったシャキシャキしたかっこよさがあった。トーク(電脳少女シロ、猫宮ひなた、月ノ美兎、ばあちゃる)
結構長めのトーク。ライブの感想→コーナーだった。コーナーの記憶がいまいちなくて無念……トピックがわかれば思い出せそうなので誰か教えてください。
ばあちゃるが謎に回転しだし、そのせいでみんな困ったら回転するようになっていたのが良かった。
あと月ノ美兎が、こういう大きめの場では一応抑えているつもりであろう剣持刀也の息子呼ばわりを仄めかし程度にやろうとした結果「息子が……」ってガッツリ言ってしまっていたのもよかった。
なんていうか、いつものvtuberのわちゃわちゃ感があって楽しかった。めざせポケモンマスター(ちゃんまり)
たまに見かける子、という感じ。歌がうまいのは知っている。 しかしこういう低い少年ボイスがかっこいいとは知らなかった。特定の層が懐かしさに浸れる感じの選曲。ルーティン(ちゃんまり)
これちゃんまり本人が作詞作曲したオリジナル曲なのか、すげえ
しっとりした感傷がありつつも華やかな曲。惑星ループ(名取さな)
切り抜き動画が有名な子ですね(小声)
基本的にトークのイメージがかなり強かったので、めちゃくちゃ歌上手くて可愛くてびっくりしてしまった。
マジで!?!?!?!?!名取さなこういう感じなん!?!?!?!?!アイドルじゃん!!!!って思った。愛のメディスン(名取さな)
もうアイドルになったんだな、と思った。
広いステージで嬉しそうに歌っていて、普段の姿をそんなに知らないのに「よかったなあ」という感情が湧き出てきた。
だからきっと、まさしくアイドルなんだと思う。魔女(花譜)
この子は初見。たぶんだけど僕以外でも初見の人が多かったと思う。
歌い出しで「あっ、ガチだな」と思った。いやみんなガチなんだけど、なんかそういうのとはちょっと違う感じ。歌手っぽいというか。
声が素晴らしくて、一瞬で会場全体を引き込んでいた。あとは聴き入るしかできなかった。雛鳥(花譜)
これも同じく、会場を掴んで離さない。シャルル・太陽系デスコ・脳漿炸裂ガール・ヒトガタ(メドレー)(田中ヒメ、鈴木ヒナ)
突然現れた花譜ちゃんに引き込まれてしっとりしていた会場。
そこから一瞬でぶち上げるヒメヒナ、半端じゃなさすぎる。いや、直前の曲に負けてたらそりゃダメなんだしそうだろという感じなんだろうけど、でもすごすぎる。本当に一瞬で空気を塗り替えていた。
しかもこのメドレー。曲が終わると思いきや続く部分、思わず声を枯らして絶叫していた。3曲で最大加速してからノンストップでヒトガタが流れ始めた瞬間、あの瞬間が一番興奮したかもしれない。
ここで終わったかと思いきや、まだ終わらない。
シロ、ひなた、美兎が登場し、しばしわちゃわちゃと喋る。
そしてなんと次の曲は、
- ハレ晴レユカイ(電脳少女シロ、猫宮ひなた、月ノ美兎)
まさかこれとはなあ。まあセットリストを把握していればこれが来るのはわかったんだから、まさかとか言ってるのは単純に僕が追いついてないだけなんだけど。 それにしても完全にオタク殺しの選曲。僕はクリティカル世代ではないけど、たぶん何人かにはぶっ刺さってると思うし、そうじゃなくても平成終わり際のライブの終わり際にこれが出てくるというのは特別感が半端じゃない。
あとなんか心なしか月ノ美兎がめちゃくちゃイキイキしているように見えた。
曲が終了、疲れ果てる3人。
力尽きて地面に転がるという、この大舞台で大変ストロングな行為に及ぶ猫宮ひなた。
寝ている猫宮ひなたを注視していたら、なんかスーッと消え始めた。
流石にシュール過ぎるだろと笑いそうになったがそうではなく、単に画面がスーッと消えていっただけのようだ。もう終わりなのか。
「ちょっと待ってー!!!!!」
ここで画面が再度灯り、ヒメヒナが登場。猫宮ひなたを起き上がらせる。
会場内の期待感がこれ以上ないほどに高まっているのを感じる。
ヒメヒナとみんなでちょっとやりとり。そしてもちろん、最後の曲は、
- あいがたりない(バーチャルリアル)
「大丈夫です……」
完全にこの瞬間、感情の塊になってしまった。
バーチャルリアルの6人が、みんな揃って腕を動かしているのが見える。
バーチャルリアルの6人の歌声が、耳に流れ込んでくる。
「バーチャルさんはみていた」は、きっとこの瞬間のためにあったんだろうなと感じた。
最後は一言づつ言って締め。
シロちゃんがシンプルなありがとうを。
アカリちゃんが、なんだか長々としたありがとうを。
最後まで個性が出る。
最後の委員長が、柄にもなく(?)すごく真面目なことを言って。
大歓声の中、ライブは終わった。
いやほんとに来てよかったし、なんなら生きててよかったと思った。
あんなに自然に声が出るとは。八重沢なとりに「炊いてー!」の絶叫を思わずぶつけてしまったのを忘れずにおきたい。
そして、これからも末永くvtuber文化が続いていってくれると嬉しい。
今の願いはただそれだけです。
*1:曲とかも普通に外に聴こえそうだった。実際にはスタッフさんとかもいたのでライブ中どうなってたかは知らない。